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いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。
当院裏手の桜通りに、春の知らせを告げる陽光桜が咲き誇る頃となりました。
ちょうど10年前、生まれ育ったこの町に医師として帰ってきました。昭和45年に父が開院した当院、高齢となった父の元にかかりつけていただいていた患者さんも徐々に減っていて。。。
あれから。。。。少しずつ来院患者さんも増えていただくことができ、この町での僕の存在意義を、少しずつ感じることができた日々。
昭和一桁生まれの頑固な父と一つ屋根の下働かせてもらい、いっぱい喧嘩も、怒られもしました。そんな中、5年前に院長を譲ってもらい、何か安心したのかその1年後に父は旅立ちました。そこからが本当の意味で開業医、院長として本当に悩み考えさせられた毎日だったのかもしれません。
つらい日々だったことも、今は自分の成長にとってすべてが必要だったと思えるようになっています。そして、毎日それなりに患者さんが来ていただけるようになりました。
この10年、自分に求められていることを一生懸命やってきたつもりです。でも、それは社会人として当たり前のこと。今の自分があるのは、今まで支えてくれた親、妻子供たち、近くで励まし指導してくれた兄弟、スタッフ、地域の医療関係の皆さん、同級生や地域の方々、開業医仲間や勉強会仲間、、、、すべての僕に関わってくれた方のおかげです。
そんなことを振り返る今日、感謝の気持ちでいっぱいです。こんな幸せはないかもしれません。
先日うちの子が遊びながら何気に書いていたこの絵。これも、必然なのですね。
次の10年、どんな未来があるのでしょう。
ワクワクドキドキに、これからも毎日を生きていきたいと思います。
これからも皆さんよろしくお願いします!