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半年

防災・減災 気持ちを新たに

· 院長ブログ

いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。

今年も早くも半年が過ぎました。遅い梅雨に入った思ったらこの蒸し暑さ(-_-;)。真夏になったら何を着れば良いのかと思う毎日ですね。この数日はかなり気温が上がるようですので熱中症対策をしっかりとオススメします。またコロナな方も増えていますので合わせて体調管理にはお気をつけ下さいね。

7月に入りマスコミでまた能登半島地震の報道が多くなりました。発災からも半年。院長が2月末に災害支援に伺ったときとあまり代わりのない光景が映し出される度にモヤモヤした気持ちになっていますけど、広範囲な大震災であったことを考えるとやむを得ないのかもしれません。被災者の皆さんにとって一日でも早い復旧、復興へと進んでいくことを心から祈っています。

災害支援に参加したことで無意識なレベルで目に止まってしまうのか、この6月は2回の災害関係の講習会、研修会に参加してきました。

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一つは「災害トリアージ講習会」。大規模災害時など負傷者多数発生時には、現場での治療、病院搬送にどうしてもその対応優先順位をつけていく必要が出てきます。それをトリアージと呼びます。講習とはいえ、同じ出来事で体調不良や怪我をされている方々に順番をつけることの心苦しさ、難しさに考えされられました。それでも講師の先生やインストラクターの方皆さんがしっかりと工夫され、大変楽しくしっかりと勉強できる会で、今後うちのスタッフ勉強会でも行ってみようと思っています。

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もう一つは「愛知県災害医療コーディネート研修会」。前述の講習会とはうってかわって、大規模災害が起こってから地域の保健医療福祉調整本部を立ち上げ、動かしていく中枢的役割であるコーディネーターの研修です。参加する前からちらっと不安には思ってはいましたけど、行ってみると県内大病院のDMATで中心的役割で活躍されている方、県内各地区医師会の会長職な方、保健所の上の方などなど、素人な自分の場違い感🥲。内容もかなり本格的な講義と実習の連続で、大学時代に受けたどの講義よりもグッタリ疲れました。

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それでも経験した内容は実践的で実のあるものでした。本当は以前からこういう研修会に参加した上で実際の災害支援に行っていたならと今さら悔やんでいます。

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自分もそうなんですけど、被災地以外の地域では時間と共に防災意識が薄れてしまい、いつか必ず来ると言われてもそれは日々の生活の中に埋もれてしまいがちです。そうならないように意識、勉強しながらこの先の地域の災害時保健医療福祉医療対策に参画できればと密かに思っています。ちょうど地元医師会の災害担当理事になってしまったタイミング、この地域のそのあたりはどうなっているのか心配になってきました(^-^;。いざというときにすぐに動ける体制づくりが急務ですね(院長が知らないだけで、すでにちゃんとあるのでしょうけど)。

みなさんも地域の防災対策、流れを今一度確認されてみると良いかもしれませんね。