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立場変わって気持ち新たに

医療者とは

· 院長ブログ

いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

先週末はGW後久しぶりの連休でしたね。あいにくのお天気でしたが酷暑でなかったのが幸いな日が続きました。明日にはもう梅雨明けとなるでしょうから、あっという間の梅雨。ここからの暑さ対策をしっかりして臨んでいきましょう!

前回のブログでも触れたように最近本当にコロナな方が多くなっています。世界的なものなようで株も新たなものになっているようですね。この春に罹った方がまた7月にも罹っていたり、、、悩ましいですね。子供達も夏休み目前、思い出したくもないかもしれませんが今一度感染対策を心掛け、楽しい夏にしていきたいですね(^_^)/。

院長にとっても先週末はGW以来の連休。何をしてくつろごうかと考えていましたが、、これも運命なのか普通の連休という訳にはいかず( ;∀;)。

個人的な話で申し訳ないですが(いや、いつも個人的な話題ばかりですね💦)、うちは犬を飼っていてその子がこの1週間超大変なことになってしまいまして。

最近首の痛みとぐったりしてしまうことがあり、かかりつけ動物病院での薬が効果あって元気になる、というのを繰り返していました。首のヘルニアかなあと思いましたがそちらはCTなどはないので診断までは難しい状態だったのですけどまた先々週日曜に痛みが出て愛犬もぐったり😢。日曜でもやっていて高度医療検査もできるというクリニックをネット検索で見つけ、他市で初めての訪問でしたけど診察してもらいました。そこでの検査でもしっかりとした原因は分からなかったのですが、詳細な説明もなく腰に侵襲の可能性のある検査を行われ、その後から下半身マヒとなってしまいました。その週はほぼ毎日その動物病院へ家族が通い事情を説明し、原因究明となんとか状態をよくしてもらうことを試みるも、、、、。真摯で誠実な対応はして頂けず週末には上半身、腕の筋力まで低下して震えるようになり行動異常も出てきてしまい、これもネットで検索して金曜夜中に浜松夜間救急動物病院さんで診察を受けることとなりました。

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緊急性のある状態とのことで、翌日土曜の午後に車をかっ飛ばしてオススメされた東京にあるER八王子高度医療救急救命センターへ。そのまま入院、MRI検査、髄液検査などいろいろやっていただいて、という流れでした。院長は付き添い、といっても病院にはいられないので結局月曜まで近くのホテルで待機しながら持ち込んだ仕事をこなすという連休でした。結果首はヘルニアでひどくはないそうですが、脳炎所見もありそう、、下半身については原因は特定できませんが脊髄の損傷の可能性や脳炎に付随した脊髄炎の可能性もあると。今後も障害は残ってしまう可能性があるそうで。

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今や動物医療も人間と同じ医療機器や薬で診断、治療をされますし、医療費も人間以上と言っても過言でない時代のようですけど、人間界のように身近に緊急検査、MRIなどもできるような高度医療可能な病院は多くなく東京行きとなってしまいました。

医療者は患者さんを元気にすること、その方の人生の質を少しでも上げることを生業にしている者だと思っています。今回がたまたま検査後に症状が出た病気そのものか、検査の合併症かは当解りませんが、そのために一生懸命に頑張っていても、医師も人間である以上予想しない結果を起こしてしまうことがありえると思います。問題はその後の対応だったり、またリスクがある検査治療には動物であっても事前説明を行うことでしっかりと患者さん、動物であれば飼い主さんと信頼関係を築くことが医療者には必要だと再認識させられました。

 

地元のかかりつけの金沢先生にも急遽紹介状を書いてもらったり、浜松夜間救急動物病院の先生、ER八王子の先生には深夜救急で丁寧に対応頂き感謝しかありません。

 

金沢先生は地元の方なら良い病院であることはあらためての紹介はいらないと思いますけど、他の病院さんはもし大切な家族でお困りな時の選択肢として紹介しておきますね。本当に良い先生たちです。

院長自身日々の診療姿勢についてあらためて身を引き締める機会となりました。

みなさんにとっても気持ちの良くないこんなブログを書いていること自体お恥ずかしいですし残念でなりませんが、今は愛犬が一日でも早くまた少しでも歩けるようになってくれることを祈っています。頑張れ!ルーク!

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