いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。今年も残すところあと二日。
本当に一日、一年の過ぎるのが早いこと、、、。
月末の事務作業や訪問診療、休日診療当番と、連休とは無縁の毎日を送っている院長ですが、それでも気持ち的には楽です。何より毎日朝はゆっくり起きれますからね!あまり生活を乱さない範囲でしっかり寝るようにしています。
年末年始はクリスマスプレゼントだったりお年玉だったり。子供さんたちは楽しみも多いことと思います。
そこで、当院から普段ご利用の皆さんにプレゼントを用意しました!!!
一つ目は! じゃじゃ~~ん!
今時ご家庭のTVも大きくなっていますよね。12年前の改築時に32インチの薄型TVとしていましたが、今回65インチに一気にサイズアップさせていただきました。昨日取り換えてもらっています。年末に電気屋さんありがとうございますm(__)m。冬のオリンピックも控えていますし、少しでも皆さんが快適に待合室で過ごされますようにと思いまして(^.^)
二つ目のプレゼントは、患者さんから指導が解りやすいと好評の当院管理栄養士田中より、プチアドバイス的プレゼントです!
ぜひ一つでも参考にされてみてくださいね!
年末年始の過ごし方(食事編)
年末年始はご馳走メニューが続きますね。
特にお正月料理は、味付けも濃いめで野菜が少なくなりがちです。
食べる際のポイントをお伝えしますので、ぜひ実践してみてくださいね
①1食で食べる量をワンプレートに盛り付けましょう。
大皿からその都度小皿に取り分けると、実際どれだけ食べたのか把握しづらいです。
1食分のおかずがのるお皿に取り分けることで、食べ過ぎ防止になります。
おかわりはしないようにしましょう!
②食物繊維を忘れずに!
食物繊維は食事の最初にとることで、食後の血糖値の急上昇を抑える、コレステロールの吸収を緩やかにしたり、血中コレステロール値を低下させる、高血圧予防など健康維持に大切な効果があります。
腸内環境の改善効果もあります。
年末年始のメニューは野菜が少なめなので、意識して野菜・きのこ・海藻と大豆製品を摂るようにしましょう。
1日の野菜摂取目標量は350g!
1食なら120gを目標に摂ると良いでしょう。
サラダだけでなく、お浸し、酢の物、煮物、炒め物、蒸し物などいろいろな調理方法で。
③お餅は食べ過ぎ注意!
お餅はご飯に比べ水分量が少ないため、ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。
普段のご飯の量をおもちにすると
ごはん100g=もち70g(約1個半弱)
ごはん120g=もち84g(約1と3/4個)
ごはん150g=もち105g(約2個)
ごはん200g=もち140g(約2個と3/4個)
です。
参考にしてみてくださいね。
また、調理方法はお雑煮がおすすめです。
野菜を多めにし、汁は控えめにするとよいです。
あんころ餅やきな粉餅は、砂糖を多く使用しているので、食べる際は少量にしてください。
④果物やお菓子の食べ過ぎに注意!
果物は食卓に置いておくとついつい食べ過ぎてしまいます。
食べる分だけをとり、あとは目につかないところに置いておくと良いです。
糖尿病の疾患のある方は、みかん2個、バナナ1本、キウイフルーツ1個半、りんご半分が適量です。
2種類食べる場合は、みかん1個とりんご1/4個、バナナ半分とキウイフルーツ3/4個のようにそれぞれ適量の半分にしていただければ大丈夫です。
お菓子は1日80〜160kcalに抑えるようにしましょう。栄養成分表示にエネルギーなど記載されているので、確認してみてください。
大袋のお菓子は、ついつい食べ過ぎてしまうため、小袋のものに。
買いだめも控えましょう。
年末年始も食事のとり方に注意して、健康にお過ごしください。
参考資料:
糖尿病食事療法のための食品交換表第7版
糖尿病ネットワーク 年末・年始の過ごし方
保健指導リソースガイド
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2015/004811.php
みなさんが穏やかな年末年始を過ごされますよう!