いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。暑いゴールデンウィークのあとは肌寒いくらいに季節が戻り、徐々に雨の日も多くなってきたようなこの頃、みなさん体調管理は大丈夫ですか?直近の天候予想では今年の梅雨入りはやや遅め、当地のあたりは6月中旬頃?そして7月中旬には梅雨明けを迎えるのでは?となっています。そして猛暑の時期がやってきますね。夏に備えて今から日光浴、適度な運動で汗をかく習慣をつけていきましょう(^^)!。
運動といえば、、、先週末の日曜日、院長は久しぶりに「ダモンデトレイル」というトレイルランニングのイベントに医療ボランティアで参加してきました。万緑の愛知県民の森を舞台に賑やかなの音楽と参加者・スタッフ総勢700人近い人たちの笑顔が飛び交い、まさに「森に魔法がかかる」一日を過ごしてきました。いつかうちのスタッフとチーム参加したいと思う院長でした。
今週はすっかり連休気分からも覚めいつもの日常診療です。今日水曜の休診日午前は月1回のスタッフミーティング、勉強会を行いました。
「かぜ外来」終了後2週間が経過し発熱患者さんの診療流れについて振り返りながら微修正を検討したり。このように当院の診療はスタッフみんなで何がよいのか考えながら運営を心掛けています!
勉強会では院長専門分野の糖尿病の食事療法について、また糖尿病の合併症で有名な目の病気(糖尿病性網膜症)が進行すると、どのように見え方に支障がでるかを視覚的に疑似体験できるVRゴーグルをつけさせてもらったり\(◎o◎)/!。景色がゆがんだり視野中央が真っ暗くなって見えなかったりと、大変な病気であることを仮想体験させてもらいました。短期間ですがレンタルもできるようなので、機会があればぜひ網膜症のない糖尿病患者さんにも体験してもらえればと思っています。ゴーグルを着けている本人は「へ~~」「うわ~」と盛り上がるのですが、着けていない周囲との温度差が気になります💦。
さて、真面目な話も。保険診療は国が医療の方針、報酬を決定しており2年に1回改訂があるのですけど、この6月がその改定月に当たります。増え続ける医療費になんとか歯止めをかけたい国の方針がかなり強く盛り込まれ、生活習慣病とも呼ばれる高血圧症や糖尿病、脂質異常症という三大疾病の管理を正しく厳格に管理し、それが結果的に国民のみなさんが健康に過ごせることなり医療費も減る!ということだと思います。
例えば高血圧症の方には、塩分制限や運動療法・体重管理などの具体的な生活指導、普段の家庭血圧測定・その管理目標値などを医師は言語化・文書化して患者さんに説明し、患者さんから署名を頂いた上でお渡しすることがスタートします。もちろんこれらの話はこれまでも医師から口頭で診察の度にお話ししているのですけど(^^;。内服薬での糖尿病治療中の方、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い)の方も同様です(※上記三疾患以外に一緒に治療している病気がある方はこの文書が必要でない方もみえます)。該当の方は6月からこのような流れが必要となりますのでご理解くださいませ。
またこのデジタル化のご時世、医療でもDX(デジタル・トランスフォーメーション)が進められています。いろいろ話題なマイナンバー保険証システムは現在義務化され当院でもご利用になる方も徐々に増えてきていますが、今後は処方箋のデジタル化(電子処方箋)、電子カルテでの医療機関間での情報共有システム構築(数年後にはすべての医療機関で電子カルテの義務化?!)などを国は強く推し進めていきます。どこまで実現可能な話なのか現場の人間でも「はて?」という感じですが、保険医療機関としては国の言うことに従うしかないわけで。この10月以降は新規の紙(カード)の保険証が発行されなくなることが決定していますし、みなさんもマイナンバー保険証の準備、使用を開始されるようオススメします。若いつもりでもいつの間にかもうすぐ52歳の院長もなんとかついていきたいと思います(^^;。
ミーティング最後は5月から新たに一緒に働き始めてもらった事務スタッフさんがみえるので久しぶりのスタッフ集合写真撮影(^_-)。 このスタッフ+栄養士一同また頑張って参ります!
いつも長文ですみませんm(__)m。